「パチンコバイトはやめた方がいいのか?」本当のところを探ってみた | アルファスタッフ

「パチンコバイトはやめた方がいいのか?」本当のところを探ってみた

みなさんが思うパチンコバイトの印象はどんなイメージですか?ポジティブなイメージよりも、ネガティブなイメージを抱いている方の方が多いのではないでしょうか?
では、なぜパチンコバイトにはそんなネガティブなイメージがつくようになったのでしょうか。世間のイメージに惑わされずにパチンコバイトについてしっかりと考えてみたいと思います。





まずはパチンコバイトの基本を抑えておく

パチンコバイトの労働条件

まずはパチンコバイトの労働条件をしっかり理解していきましょう。パチンコバイトは基本的には「シフト制」となります。店舗によって違いはありますが、ほとんどの店舗が「早番」「遅番」の二交替制、もしくは「早番」「中番」「遅番」の三交替制となります。一つのシフトの実働時間は、6時間~8時間程となり、今のパチンコ店では残業はほとんどありません。ただし、新台入替などの際は残業をお願いされるときもあります。この場合は閉店後の作業となりますので、深夜の時間帯になります。入れ替える台の数にもよりますが、閉店後3時間~5時間程度での作業になりますので、公共交通機関で通われているかたなどは、それを理由に断っていただいてもかまいません。逆にガッツリ稼ぎたい方には大チャンスとなります!なぜなら、深夜の残業となりますと、深夜残業時給となり、通常時給の150%が支給されるからです。

※深夜残業時間の時給の計算方法※
深夜時間帯とは、22時~翌朝5時までのことを指します。そして残業時間帯とは、1日の勤務労働時間が8時間を超えた時間数を指します。この二つが組み合わさった場合に、深夜残業時間給となります。
例えば、1,400円の時給で15時~24時(休憩1時間)のシフトに入った場合。この日は特別に閉店後に24時~27時(翌朝3時)まで入替作業で残業を行ったとしたら、この24~27時は深夜時間帯で、なおかつ勤務時間が8時間以上となるため、この24~27時の3時間分の時給は通常時給1,400円×150%=2,100円となります。

先にもお伝えしたように、新台入替時以外の日は残業はほとんどありません。新台入替の頻度は月に1~3回程度です。昔のパチンコバイトは早番から遅番までの通し勤務なども当たり前のようにあり、過酷な労働条件を課せられている店舗も多かったのですが、今は、週2日の公休や残業時間の短縮など、パチンコ業界でも「働き方改革」が進んでいます。



パチンコバイトはやめた方がいいと言われる理由をデメリットな面から考える

パチンコ店内の環境について

パチンコ店に入ったことがない人、パチンコ店で遊技したことがない人にパチンコ店のイメージを聞くと、必ず出てくるのが
「たばこの煙がすごくて健康上、悪影響がありそう」
「店内の騒音がひどくて難聴になりそう」

などネガティブなワードが並びます。確かにこれだけ聞いていると、パチンコバイトなんて無理!って思ってしまうかもしれませんが、今どきのパチンコ店の店内やはとても清潔に保たれています。お手洗いなどはホテル並みに広くてきれいな店舗も多いんです。

■第一のイメージ「たばこの煙」について。パチンコ店のタバコ事情を解説
2020年4月に改正健康増進法が施行されました。この法律により「多人数が利用する施設においては原則屋内禁煙」となりました。多人数が利用する施設の中にはもちろんパチンコ店も含まれていて、店内では原則喫煙は禁止となりました。なので、パチンコやスロットの遊技中の喫煙は不可になったのです。ただし加熱式タバコについては「加熱式タバコ専用フロア」を設置している店舗でしたらそのフロアのみで喫煙が可能となります。なので、パチンコ店内はタバコの煙が常にモクモクしているという印象は間違ったイメージとなります。

■第二のイメージ「騒音」について。
騒音に関しては、どの店舗においても継続中です。パチンコ遊技台から漏れる「玉の音」はどうにも防ぎようがありません。店内の音楽も大音量で流れているため、ガヤガヤした雰囲気が嫌いな方には厳しい職場環境となります。ただしお客様自体は黙々と遊技をされているので、おしゃべりの声などはほとんどありません。

パチンコバイトの仕事内容

ここではパチンコバイトの中でも「ホールスタッフ」のお仕事内容についてお伝えします。
ホールスタッフとは、お店に入るとホール内を歩いたり走ったりしているスタッフさんたちのことを指します。パチンコバイトと言えばホールスタッフを思い浮かべる方も多いのではないのでしょうか。この人たちは普段どんなお仕事をしているのか?

■ホールスタッフのメイン業務①「お客さんの対応」
パチンコホールスタッフの仕事の中でも「お客さんの対応」が一番多くの割合を占めます。店内の案内や、遊技方法の説明、トラブル時の対応などです。この業務は高いコミュニケーション能力と咄嗟の判断力、そして上司や同僚への報連相(報告・連絡・相談)を怠らないようにすることが大切です。



■ホールスタッフのメイン業務②「店内清掃」
パチンコ店では「クリーンスタッフ」と呼ばれる清掃専門のスタッフがいる店舗もありますが、その人達はどちらかというと、ホール内というより、ホール以外の休憩スペース、お手洗い、店舗周りのごみ拾いなどをメインで清掃します。店舗営業中のホール内でパチンコ台を拭いたりする清掃はホールスタッフが行うことが多いです。パチンコホール内を清潔に保つことは、お客様に快適な環境の中で遊技していただくためにも、必要不可欠です。

■ホールスタッフのメイン業務③「台の故障などの対応」
玉が途中で詰まってしまったりすることはよくあります。その度にお客様が呼び出しボタンを押してスタッフを呼び出します。その場合基本的には、アルバイトや派遣スタッフではなく社員の方がカギをあけて対応してくれるので、アルバイトの方は呼び出されたら正社員やリーダーに迅速に伝えましょう。

ホールスタッフは勤務中はずーっと立っていますので、足腰に負担がくることがあり、これを重労働ととらえられる方もいます。またドル箱の上げ下げなど、重い荷物を持ったりすることもあります。(現在は多くの店舗でパーソナルシステムが導入されており、ドル箱の上げ下げはなくなっています。)健康上のデメリット、そしてお客様対応からくる精神的なデメリットは少なからずあることは確かです。

パチンコ業界に対する世間の偏見

「パチンコ店」や「パチンコで遊ぶ人」に対する偏見も以前よりはかなりマシになってきていますが、それでもまだ「ギャンブル」の部類に入る「パチンコ」に対して悪い印象を持たれている方もたくさんいるのも事実です。その逆に、パチンコやスロットで遊ぶことでストレスを発散できていたり、パチンコという共通の趣味を持ったお友達ができたり、、と良い印象を持っている方もたくさんいます。
そんな世間の目を気にする方にはパチンコバイトは向いていないのかもしれませんが、実際にパチンコバイトを未経験から始めて、仕事を始めるまではパチンコ店に入ったこともないというスタッフさんで、働き始める前と後とではパチンコ業界に対する考えが180度変わったという方も少なくありません。社員、アルバイト、派遣社員に対する教育プログラムもしっかり構築されており、思った以上にしっかりしている企業ですというスタッフさんも多いです。いずれにしても、大切なのは個人個人の価値観です。自分が今置かれている生活状況や自分が持つ価値観があっているのであれば、一部の世間の目は気にせずにパチンコバイトを続けていけます。



デメリットを消し去ることができるパチンコバイトの大きなメリット

他業種に比べて時給が高い

これはよく言われていますよね。パチンコバイトの時給は他職種に比べると高い水準にあります。パチンコバイトは店舗の直接雇用(アルバイト・パート)の他に、派遣会社から派遣されている派遣社員も多く存在し、その雇用形態によっても時給に差が出ます。直接雇用のアルバイトやパートよりも派遣会社の方が時給が高い店舗が多いです。アルファスタッフで設定している、パチンコホールスタッフの平均時給は、関東で1,400円、関西、東海、北陸などで1,300円、その他の地域で1,200円前後となっています。そして、アルファスタッフ独自のキャンペーン時給も求人により設定をしておりますので、求人原稿からお仕事を探す際は、その辺りも注意して見てみてください。

高いレベルの接客スキルが身に付く

パチンコバイトはサービス業、接客業の中でも高い接客スキルが身に付きます。お辞儀のしかたから、言葉遣い、笑顔の作り方など、ホールデビューをする前にしっかりと研修を実施してくれます。そして、ホールデビュー後も、一人立ちするまでは教育係の先輩社員の方がマンツーマンで指導をしてくれますので未経験でも安心して働くことができます。
またアルファスタッフから派遣されるスタッフさんには、特別に「Career Chips」というパチンコ店員専門のeラーニングシステムを携帯からでもパソコンからでもタブレットからでもいつでも見ていただくことが可能です。こちらは東海地区の大手パチンコ店を経営する企業様がパチンコホールスタッフ、パチンコワゴンスタッフとして働くためのノウハウを詰め込んで作成していますので、未経験の方でもこれさえ見ればかなりの知識が身に付きます。

■パチンコバイト専門教育プログラム
・アルファスタッフのパチンコバイト専門教育プログラムはこちらから

ある程度シフトの融通が利く

パチンコバイトは先ほどお伝えしたように「早番」「中番」「遅番」で交替制をとっていますが、勤務時間については若干の融通は利きます。例えば、早番勤務が9時からなんだけど、子供を幼稚園に送っていくので9時30分からならいける。とか、遅番勤務が24時までなんだけど、終電の関係で23時30分までしか働けない。などは柔軟に対応していただける店舗が多いです。
また学生さんについては、平日は授業が終わってからの勤務とか、試験中はお休みしたいなどの要望も聞いていただけますので学生さんでも働きやすい環境です。



パチンコバイトを始める方に知っておいてほしいこと

パチンコ業界の法律について

パチンコホールの運営にあたって、主に二つの法律が関連してきます。一つ目は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」で、いわゆる「風営法(ふうえいほう)」と呼ばれる法律です。この法律の目的は「営業時間、営業区域等を制限し、及び年少者をこれらの営業所に立ち入らせること等を規制するとともに、風俗営業の健全化に資するため、その業務の適正化を促進する等の措置を講ずることを目的とする。」とされています。この法律により、パチンコ店に18歳未満の人が入店することは禁じられています。そのため、パチンコバイトにご応募いただく場合も、18歳未満の方はお断りをさせていただいています。そして営業時間も0時~6時の営業は禁じられています。
もう一つの法律は「都道府県条例」です。これは主に営業時間についての決め事です。先ほど、風営法にてパチンコ店の0時~6時までの営業は禁止されていると伝えましたが、これに加えて、都道府県によっても営業時間を定めています。例えば、東京都で言うと、23時~翌朝10時までの営業が禁止されています。なので東京都のパチンコ店の営業時間はほとんどの店舗で「10時~23時」の13時間営業としています。パチンコ店が多い愛知県では23時~翌朝9時までの営業が禁止されているので、愛知県の営業時間は「9時~23時」の14時間営業の店舗が多くなっています。



パチンコバイトをやろうかどうか迷っている人へのアドバイス

現役スタッフの本音を聞いてみる

ここまでいろいろと書いてきましたが、パチンコバイトに対する考えは変わりましたでしょうか?少しでもネガティブイメージが払拭出来たらうれしいです。そして、パチンコバイトを始めてみよう!と思った方はぜひ現役スタッフの体験談も参考にしてみてください。みなさんいろいろとお話ししてくれました。

■アルファスタッフの現役スタッフ体験談
・現役パチンコスタッフの体験談はこちらから